東京土建品川支部

東京土建品川支部

核兵器のない世界を

原水爆禁止2017年世界大会(長崎)

 品川支部では、2017年原水禁世界大会(長崎)に、東京土建本部代表団として参加しました。
 国連で核兵器禁止条約が採択され、核廃絶に向けた新たな情勢の下で大会は成功しました。

寄りそい、語り、声を上げ

原爆の恐ろしさを再認識

副執行委員長 小林 紀久夫

 1日目は、長崎市民会館にて大会総会に参加、2日目は、(1)分科会「非核平和のアジアと日本の役割」参加、(2)原爆落下中心地碑など巡り、3日目は、長崎市民会館にてナガサキデー集会、閉会総会参加という日程で行動しました。
 ひとたび、戦争となれば多くの命と生活が奪われます。その上、原水爆を使用すれば、さらに多くの命と生活が奪われます。それにもかかわらず、第2次大戦後、世界では核を兵器として持ち、持った国では原水爆の実験を強行に繰り返し続け、さらに約15,000発といわれる原水爆を保有しているといわれています。
 唯一被爆国の日本(広島、長崎)は、さらに米軍によるマーシャル諸島ビキニ環礁での原水爆実験で、第五福竜丸をはじめ約1,000隻の日本船が被災しているそうです。このようなことを思い出しながら、長崎原爆資料館に行きました。資料館では、特に原爆の熱線により、手の骨とガラスが高熱で溶けてくっついた塊、頭がい骨と鉄兜が高熱のため溶けてくっついたのを見て、一瞬でやけどどころか灰にしてしまう原爆の恐ろしさを強く感じました。
 今年は原爆投下から72年、第五福竜丸の被災から63年。62年前、原水爆禁止を求める署名が、当時の有権者数の過半数約3200万筆あまりに達したそうです。
 現実の恐ろしさを体験し、被ばくした方々も戦後72年が過ぎ、ご高齢になられています。これからの私たちができることは、被ばく者に寄り添い、語り続け、声を上げることを絶やさないようにすることだと感じました。会場で聞いたノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアヒバクシャ、ノーモアウォーを体験した長崎でした。
 最後に、市内いたるところで各地から集まった平和の折鶴をみました。東京土建でも平和の折鶴を折っていたのをのぞきました。平和の折鶴の作成、原水爆禁止へカンパしてくださった多くの組合員、家族の皆様の祈りが届きますよう祈願しています。

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大会のようす

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分科会のようす

 

軍事費の中身は

みんなで知って考えて

中延分会長 村山 浩幸

 8月7日から9日にかけて、「原水爆禁止2017年世界大会」に東京土建の代表の一員として参加してきました。
 広島と併せて開催されるこの大会は、世界22か国より海外代表として参加される政府機関の方も多く、熱気あるものとなりました。
 いまだにこの世界では、核兵器の脅威にさらされています。二度と起こしてはならない、二度と使用させてはいけないとあらためて思いました。
 私たちは、先人からの思いをきちんと受け止め、次の世代へ引き継いでいかなければなりません。安心して暮らせる日々を守っていかなければならないと思います。田上富久長崎市長の長崎平和宣言にあるようにノーモアヒバクシャ、そのためには無関心であること、忘れていくことを防いでいかなければなりません。
 個人の力は限られていますが、世界中の人々の力を合わせれば可能になるでしょう。日常の中で、折に触れて考え、家族で話していきたいと思っています。
 2日目は、「軍事費とくらし・平和」というテーマで分科会が行われました。
 日本の軍事費は、5年連続で増加しています。また、思いやり予算などの米軍への3経費も3985億円、在日米軍(5万人)1人あたり700万円にのぼります。米軍駐留経費は、7千億円を超えています。思いやり予算の実態は、施設の整備をはじめ、ゴルフ場のマネージャー、ネイリスト、ファーストフード店員の給与まで負担しているとの事です。さらに、対日本人への賠償金まで負担しています。
 こういった実情を初めて知りました。我々の税金がこのような形で使用されているかと思うと、やはり考えさせられます。
 「軍事費」「思いやり予算」とひとくくりでまとめて言われていますが、内情を少し知って、驚きとともに複雑な心境です。
 2泊3日を通じて、原爆の禁止を訴えることの必要性を感じました。私たちの子供の世代に負の遺産を残さないように心がけたいと思います。

 

核廃絶に反対する政府に怒り

53年ぶりの大会参加で

品川分会長 髙橋 宏

 「総理、あなたはどこの国の総理ですか、あなたはわたしたちを見捨てるつもりですか」
 今年の原水爆禁止世界大会は、長崎の被爆者代表のこの言葉に象徴されるように、核兵器を法的に禁止する条約が国連で採択されたことの喜びと、これに背を向けた日本政府への怒りが充満する大会となりました。
 この条約に反対する核保有国の論拠は、核兵器による抑止力論です。
 私はこの大会の期間中、この核抑止論について自問自答していました。
 A国とB国が政治的に対立し、A国だけが核兵器を持っていたら、A国にとって核兵器は明らかに抑止力です。しかしB国も核兵器を保有することになったらどうなるでしょうか。その場合でも反撃による被害を考えると、安易に戦争は始められない。だから、核兵器は抑止力だという人がいるかもしれません。
 しかし、それは、A国、B国ともに民主的な国で、国民の生命、安全を第一に考える国の場合であって、もしB国が指導者の野望を中心に動いている国であったら、国民の犠牲を顧みず、戦争を始めることが考えられます。その場合は核兵器は抑止力になりません。
 つまり、核兵器が抑止力として機能するのは、一部の国が核兵器を独占し、他の圧倒的多数の国には保有を禁止するという条件が満たされた時です。
 核拡散防止条約ならば賛成だが、核兵器の全面禁止条約には反対というのは、まさにこのような身勝手な理由からでしょう。
 そんなことを考えながら、記念すべき2017世界大会に参加してきました。

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長崎の鐘

 

原水禁カンパ 196,770円
核兵器廃絶署名 1,987筆が集まりました。
みなさんのあたたかいご協力ありがとうございました。

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