東京土建品川支部

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語り継ぐ戦争体験

~あの戦争を後世に伝えたい~

満州開拓団からの帰国

届かなかった兄の思い

五反田分会 村上 源伍

 昭和20年8月15日を私は旧満州北部の開拓部落で迎えました。
 当時、私は満10歳。国民学校初等科の5年生。戦時下の少国民でした。それが一転して、敗戦国民になったのです。
 敗戦を知った開拓団の大人たちは大騒ぎでした。昭和19年4月という敗戦濃厚な時期に、「日本は勝っている」と騙されて送り込まれた開拓団でしたから、当然のことです。
 敗戦で開拓団は孤立無援になりました。政府も軍も、私たちを保護するどころか連絡すら寄こしませんでした。
 それどころか、馬賊・匪賊といった連中に何度も襲われました。もともと内地では小作人、いや田畑がなくて小作人にもなれなかった人たちからなる開拓団です。なけなしの金品を全て奪われました。
 また、独身の女性が何日間かいなくなる事もあり、さらに、終戦前に現地の人に横柄だった男性が連れ去られ、虫の息で戻された事もありました。
 こうした事態にも、私たち子供では、どうする事も出来ませんでした。逃げても子供だけでは確実に野垂れ死にです。恐怖と不安、飢えと病の日々が翌年の秋まで続きました。
 その最中、働き者だった父が昭和21年6月に病で亡くなり窮地に陥りましたが、生前、父が現地の人から慕われていたことから、その恩で、助けられ、生き延びることができました。
 引揚船が佐世保に入港したとき、母に連れられた私たち5人の兄弟は、父の遺骨を抱え、日本に奇跡的の戻れた時の思いは、今でも忘れることができません。
 政府の決めた「国策」に従って私たちは満州に送られました。国策は一部の戦時成金軍人、財閥に利益をもたらしました。その裏で大多数の貧しい人々が、苦しみのドン底に落とされました。そして国策を欲しいままにした軍が始めた戦争によって、日本は破滅しました。
 二度とこんな戦争を起こさない様、国が政策を誤らない様、軍人を暴走させない様、生き延びた者として語り伝えていきたいと思います。

 

兄の思いは墨塗りに

 『満州には来るな』、兄の思いを記した「手紙」は、その部分だけ墨で黒く塗られ、その思いは私たち家族には届きませんでした。
 満州開拓団に入植するにあたり、先に満州に陸軍衛生兵として派兵されていた兄へ、「満州への入植はどうか?」との1通の手紙を送っておりました。
 その「手紙の黒塗りの事実」がわかったのは、次男の結婚式(平成12年)、戦後55年が経過していました。おそらく、軍の上部が検閲して行ったことだと思います。届かなかった兄の思い「満州には来るな」。

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佐世保市浦頭での引揚船の様子

 

いっぷく

野鳥観察

小山分会 佐藤 健

 息子達に手がかからなくなったら、何か可愛いペットを飼いたいと思っていたが、今度は「親の世話」という仕事が出てきて断念。
 実際に飼う代わりに、野良猫や野鳥を勝手に、目で愛でて欲求を少し解消。
 特に、息子と妻の影響で始めた「野鳥観察」は奥深く楽しい。
 以前は都会で見られる鳥といえば、スズメ、ハト、カラスくらいだと思っていたが、少し注意して見ると結構多種な鳥がいることが解った。ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、ハクセキレイ、メジロ、オナガ、キビタキ、アオサギ等々。
 林試の森や洗足池まで足を延ばせば鴨はもちろんカワセミなどにも会える。
 特に「ツバメ」については、近所のいくつかの「巣」を十年近く「定点観測」している。今年も可愛らしいヒナが段々成長していく様子をたくさん観察することが出来た。
 人間の勝手な大規模都市開発や新たな疫病等に負けずに坦々と毎年その命を紡いでいく姿に感動する。
 最近、我々が、すぐ口にする「絆」という言葉が、少し安っぽく感じた駐車場の梁の裏。

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成長していくツバメの姿も可愛らしい

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運良ければカワセミも

 

7月17日

主婦の会

平和学習会&健康教室

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DVD「あの日のオルガン」

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コロナに負けない体づくり

 

 

求人案内

スターキーロック〔錠前師〕
佐藤一星(二葉分会)
正社員1名 経験者・未経験問わず 要普通免許090―6109―6333

 

(株)FUKUDA〔空調工事〕
福田 貴久(中延分会)
正社員2名・短期雇用2名 経験者・未経験問わず090―1043―4365

※掲載を希望される方は組合へ

 

ぶらり品川 その(162)

品川の鉄道

東急池上線

中延分会 上野山 和男

 中延地域は交通の便が良く、池上線の停車駅が3駅ある。路線名の由来は、蒲田から池上本門寺への参拝者を運ぶために路線名となり、開通したそうです。
 7月の日曜日に先ず「戸越銀座駅」へ、炎天下でしたが改札してすぐにホームへ、目に飛び込んできたのは角材を組み合わせたような屋根、又ベンチや壁も木の香りが心地良い。しばらく写真等撮っていると、紺と黄色のツートンカラーのレトロ調車輛が入って来てラッキーと、得した気分になった。
 五反田へ向かう車内は一部に木材を使用、灯りも電球色で温かみを感じた。五反田駅で改札を出てデパートの中へ。組合の行動で帰りによく寄ったが、しばらく行かないうちに、大分変ったようだ。
 五反田から旗の台に向かった。「荏原中延駅」は地下にあり下車せず、「旗の台駅」へ。この駅のホームも戸越銀座と同様に角材を組み合わせており、目を楽しませてくれる駅だ。
 池上線の各駅周辺は特徴のある商店街が並ぶ暮らしやすい町だ。

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レトロ調な2編成の復刻車輌

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(左)木調にリニューアルされた戸越銀座駅

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内装にもこだわりが

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